日曜日に、「競馬ナンデ」のチャットコーナーで、カピバラさん(及びおくりばんと編集長)と対談を行いました。
(対談の模様はこちらからご覧頂けます)
競馬ナンデのサイトコンセプトは、「競馬ナンデは、「地方競馬のあり方に係る研究会」中間報告書の精神に則り、「知的推理ゲーム」としての競馬の面白さを追求し、競馬文化の発展に寄与すべく努めます。」と書かれているように、私の主張とも重なります。
→http://www.keibanande.net/?m=pc&a=page_l_concept
また、カピバラさんも志を同じくする方で、競馬予想が知的芸当であることを伝えようとされています。
このような活動には賛同しますので、応援を兼ね、来シーズンの若駒戦予想(及び、G1のデータ予想等)を、競馬ナンデにも投稿していく予定です。無料のままですし、メルマガでの予想をやめるわけでもないのでご安心ください。
ただ、メルマガだけをご覧いただいている方にはお知らせしておきますが、予想文を発信した後、見解に変化があった場合、予想の買い目が変わらない限りはメルマガの再発行をせず、facebook等で追記を行うケースも多少あります。(例えば、先週のアネモネSでは、断然の1番人気馬(4着)だったマーブルカテドラルについて、facebook等で「マーブルカテドラルは芙蓉Sで指数56.5、アルテミスSで指数57.8しか出せていません。信頼しすぎないほうが良いと思います。」と追記を入れています)
競馬ナンデへの投稿においても、可能であれば最終バージョンの予想を掲載したいと思っていますので、ご利用頂ければと思います。また、自分も予想文を書いて、多くの方に見てもらいたいと思う方は、予想執筆側でご参加ください。
※メルマガにおけるメリットは、買い目があることと時折のレポート配信、その他今回のような情報提供、編集後記等となります
なお、対談においては、指数計算の中身についてご質問を頂きました。カピバラさんには、観測者によるアナログ要素が大きく、私個人の点数表という風にご理解を頂いたのですが、先般より、天星指数の算出システムの作成を外部に委託しており、その過程で相当部分における算出式や決め事は作っています。
天星指数については、自分の中でどこまで公開するのかということについてしっかりとした整理をしていませんでした。予想の過程を公開することが競馬予想文化の発展につながると明言していますから、全部公開すべきという考えもあるのですが、これを公開することで、競馬予想文化の発展を考えない予想家(有料で顧客と自分の利益しか考えない業者及び個人)に利用されるだけになるのではないかという懸念もあります。
自分自身、少なくとも当面の間は競馬予想で食べて行くことは考えていませんので、プロ予想家より身軽な立場ですし、そのうちに全ての予想理論を公開して競馬予想界に衝撃を与えてみたいとも思っていますが、現時点では、開示をしないほうが競馬予想文化推進につながる度合いが大きいと考えており、今回以上の開示ができないことをご理解頂ければと思います。現時点で、収支プラスを実現している予想を無料で事前公開していますし、予想の過程もそれなりに書いているので、自身のメリットも確保しつつ、競馬予想文化推進につながる活動をしていこうと考えています。(単なるプロ予想家として独立しなかったのもそうですが、本気で競馬予想文化推進を考えるがゆえの戦略です)
競馬ナンデの無料アカウントに登録した際、自分の競馬歴が17年と表示されて何とも言えない戸惑いを覚えました。そのうち10年間、若駒戦予想配信をしてきたのですから、キャリアの半分以上、地道な指数出し作業を行い、悲喜交々の結果を受けながら研究を続けてきたことになります。ディープインパクトの凱旋門賞に一人で行った時はまだ20代だったのに…、自分も歳をとったな~と思ってしまいました。競馬のレジャスポ化を目指して取り組んだ若駒ナビがうまく行かなかった後は、時の流れが異様に早く感じます。時間の制約はありますが、そろそろ次のステップとして、色々と活動していきたいですね。
2014年03月17日