1992年以降、過去25年における皐月賞3着以内馬の、皐月賞前の芝1600m以上レースにおける上がり3F実績(重賞で1位☆、2位◎、条件戦・OPで1位○、2位◇、新馬・未勝利で2位以内△)は下記のとおり。なお、括弧付は昨年10月以前の実績。

2016年 ディーマジェスティ☆、マカヒキ☆、サトノダイヤモンド☆
2015年 ドゥラメンテ☆、リアルスティール☆、キタサンブラック△
2014年 イスラボニータ◎、トゥザワールド◎、ウインフルブルーム◎
2013年 ロゴタイプ、エピファネイア☆、コディーノ(◎)
2012年 ゴールドシップ◎、ワールドエース◎、ディープブリランテ☆
2011年 オルフェーヴル☆、サダムパテック☆、ダノンバラード☆
2010年 ヴィクトワールピサ☆、ヒルノダムール○、エイシンフラッシュ☆
2009年 アンライバルド◎、トライアンフマーチ◇、セイウンワンダー☆
2008年 キャプテントゥーレ(△)、タケミカヅチ(☆)、マイネルチャールズ◇
2007年 ヴィクトリー◇、サンツェッペリン◇、フサイチホウオー◎
2006年 メイショウサムソン○、ドリームパスポート☆、フサイチジャンク○
2005年 ディープインパクト☆、シックスセンス◎、アドマイヤジャパン☆
2004年 ダイワメジャー△、コスモバルク☆、メイショウボーラー
2003年 ネオユニヴァース☆、サクラプレジデント(☆)、エイシンチャンプ◇
2002年 ノーリーズン◇、タイガーカフェ(△)、タニノギムレット☆
2001年 アグネスタキオン☆、ダンツフレーム◎、ジャングルポケット☆
2000年 エアシャカール☆、ダイタクリーヴァ☆、チタニックオー◎
1999年 テイエムオペラオー☆、オースミブライト☆、ナリタトップロード☆
1998年 セイウンスカイ○、キングヘイロー☆、スペシャルウィーク☆
1997年 サニーブライアン◇、シルクライトニング○、フジヤマビザン
1996年 イシノサンデー○、ロイヤルタッチ☆、メイショウジェニエ☆
1995年 ジェニュイン◇、タヤスツヨシ☆、オートマチック◎
1994年 ナリタブライアン☆、サクラスーパーオー○、フジノマッケンオー◎
1993年 ナリタタイシン◎、ビワハヤヒデ☆、シクレノンシェリフ△
1992年 ミホノブルボン☆、ナリタタイセイ○、アサカリジェント☆、スタントマン◇

計76頭。
うち、括弧なし(昨年11月以降実績)での☆馬が35頭(46.1%)、◎馬が13頭(ここまで63.2%)、○馬が8頭(ここまで73.7%)、◇馬が9頭(ここまで85.5%)、△馬が3頭(ここまで89.5%)。
また、括弧ありを含めた☆馬は37頭(48.7%)、◎馬は14頭(ここまで67.1%)、○馬は8頭(ここまで77.6%)、◇馬が9頭(ここまで89.5%)、△馬が5頭(ここまで96.1%)となっており、ほぼ上がり2位以内実績は必須と言える。
△も付かなかった馬は、ロゴタイプ、メイショウボーラー、フジヤマビザンだが、うち2頭は朝日杯連対馬であり、括弧付実績しかないコディーノ、キャプテントゥーレ、サクラプレジデントも朝日杯の馬券圏内馬である。

これを踏まえ、上がり3F実績の観点から、「括弧なしでの☆◎○◇馬及び朝日杯3着以内実績馬」の占有率が92.1%となることを踏まえ、この条件で取捨を行う。(なお、非該当好走馬は、キタサンブラック、タケミカヅチ、ダイワメジャー、タイガーカフェ、フジヤマビザン、シクレノンシェリフの6頭であり、皐月賞トライアルの権利獲得順位馬5頭と、キャリア2戦目で重賞1番人気馬)