(ワックスムーン)
昨日更新の記事を今朝読んだけど、また新たな議題が出てたね。
総流しをどうするか?って話。
総流しは基本的に芸術予想とは認められないという整理でいいと思う。
軸を選んだ根拠・技術は素晴らしいけど、相手も絞らないと結果的に相手が人気薄でしたというオチorガチガチというオチかで評価が変わるというのは変だからね。
絞れば花とあったけど、やっぱり絞れば花という前提は正しいと思う。
点数を買えば買うほど的中率は上がる訳だよね、統計学的には。競馬の場合、的中率100%にすることも理論上は可能な訳で。
根拠を示しつつ、可能な範囲で点数を絞り込んで行く作業は賞賛されていいよね。
まあ、1頭軸の総流しの場合、馬連なら最大でも17点で、それは絞れているじゃないか!という意見もあるかもしれないけど、やっぱり、それは結果オーライの運頼みという評価になってしまうよね。
実際の馬券を考えた場合、相手波乱を期待して総流し作戦というのはアリだと思うけど、流すにしてもやっぱり相手を絞る作業を放棄した予想は、芸術予想という観点からは、評価するのは難しいよね。
まあ、流す相手にそれぞれ買う根拠があって、選択した軸馬からの流し馬券だとどの相手入っても配当が17倍を超えるということで、相手を全部買うというのであれば、評価していいような気はするけどね。
まあ、愛知杯なんて、そうでもしないと確かに取れないと思うしww

芸術予想の場合、根拠のない購入はしない前提があるので、仮に相手が絞れず総流しをするようなレースだと考えるのであれば、その1頭の単複勝勝負にするのか、それで妙味がないと考えるのであれば、そのレースを見送るかという判断をするべきということになるんだろうね。

もう1つ。ダイワスカーレットのフェブラリーS出走のような未知馬について。
これを合理的に説明するのは難しいだろうね。
芝のみのキャリアでいきなりダートGⅠに挑戦して結果を出した馬っているのかね?若しくはその逆でもいいけど。
そんなにサンプルはないと思うけど、確率的に著しく低いのであれば、それを理由にダイワを嫌うことになるのかな。タキオンも基本は芝血統だしね。
何せ出てくれば相当人気するだろうから、消しての勝負に妙味ありという事にはなるだろうからね。で、結果として、凡走したケース。
逆に芝スタート、先行馬、調教での走り等からスカーレットから勝負して、見事スカーレットが勝った場合のケース。
どっちの根拠も合理的かと問われると、無理やり引っ張ってきた理由という感じがしてしまうよね。
この場合、どっちが賞賛されるんだろうか。一般的にはスカーレット消しの穴ゲットが評価高いんだろうね。
でも、芸術的という観点からは、どっちも結果論でしか評価出来ないので、イーブンという感じかなぁ。

芸術的な予想を目指すには、周囲を納得させられる合理的な根拠がない場合は勝負しないというのが正しいので、未知の人気馬がいるレースは回避妥当という事になるのかね?

でもサクセスブロッケンみたいにダービーで3番人気になってしまうような馬がいた場合、ダービーを買わないというのも変だしね。
サクセスブロッケンは惨敗に終わった訳だけど、あの馬を消す場合の根拠として合理的なのは、どんな理由になるんだろうね?
結局は過去データを引っ張ってきて、この人気で買うような馬ではないとするぐらいしか思いつかないけどね。

うーん、難しいねw

たまバスさんが乗り気というのは嬉しいね(^^
予想や採点をアップする場所としては既にツールがある競馬パークのサイトが望ましいと思うけど、審査のレスポンスをどれだけ上げていくかというのは難しいよね。
実際、誰かが一手に引受けてやるには難儀な作業だよ。
審査は事後的に参加者で集まって、その場でみんなで討論するとか?
合同審査で、意見出し合いながらやるのが、最初は望ましいような気もする。一般的な審査基準を作り上げるという意味でも。
最終的には審査マニュアルみたいなのが出来たりしてねww

<スカイポット>
コメントありがとうございます。
「実際の馬券を考えた場合、相手波乱を期待して総流し作戦というのはアリだと思うけど、流すにしてもやっぱり相手を絞る作業を放棄した予想は、芸術予想という観点からは、評価するのは難しい」
に賛成です。高配当が当たれば「結果」点がつくので、それ狙いで総流しするのは構わないですけど、どれが入るかわからないから運に頼るという姿勢に芸術性は感じないですからね。

未知馬の評価コメントについては、配点の構造上、プログラムでの要コメント馬は1~3番人気と印を打った馬としており、未知馬が配点の大部分を占めることはおそらくほとんどないと思われます。例えば、フェブラリーSのダイワスカーレットは3番人気までには推されるので何らかの取捨につながる合理的なコメントが求められますが、買うにせよ消すにせよ、絶対正しいと言えるコメントはできないと思われます。ただ、それはこのレースを予想する人ほぼ全員同じ条件で、ダイワスカーレットの根拠点が若干低くなるというだけですから、不利になるわけではなく、最高点が下がってしまうにしても、そのレースを選んだ予想者の判断に帰してしまって良い気がしています。

とりあえず、ルールをある程度詰めた上で、3月下旬に打ち合わせをしたいとたまバスさんから連絡があったので、審査基準マニュアルにつながる隙間を埋めていきましょう。

(ワックスムーン)
運(ギャンブル的な)要素を可能な限り排除した予想を目指して行こうとしているので、総流しは根拠点が低くなるということで大丈夫そうだね。配当のほうで結果狙いは妨げないということで。

未知馬の根拠についても、そのとおりだね。1~3番人気が全て未知馬ということは想定できないし、もしあったとしても、そのレースでは結果当っても合計点は低くなるということか。みんな未知馬に対しては合理的な根拠を示すことは難しい訳だから、その条件は同じだしね。
未知馬取捨の根拠コメントが審査側が納得するようなものを示せるかというのもテクニックになってきそうだね。
芝、ダ適性については、たまバスさんの言うところの“走り方”や馬の造り(筋肉の付き方等)とか、予想精度を上げていくために必要となる新たなファクターの発見にも繋がってきそうだし、いろいろな人の見解を聞ける機会としても、その予想大会を通じた審査基準の構築は意義がありそう。

3月下旬まで、いろいろ討論しつつ、ルールの詳細を詰めていけたらいいね。

<スカイポット>
ありがとうございました。引き続き検討しましょう。

2009年02月05日