<スカイポット>
昨日の話にD&Dさんからコメントがありました。
総流しについて、「若い牝馬の行うレースだから、何が起こるかわからない」という理由で、買い方に強弱をつければ根拠点が加算されないか、という内容でしたが、どうでしょうか?

「若い牝馬のレースは何が起こるかわからない」と言えるのであれば全ての牝馬限定若駒戦をそう書いただけで理由をもって指名したことにできてしまうので芸術的ではないと思います。比重を重くした馬が好走すれば、その馬に対するコメントの技術点が上がると考えればそれだけで良いように思いますが。

小数点第一位を導入して採点しないといけなさそうです^^;

(ワックスムーン)
確かに牝馬限定の若駒戦は波乱するイメージはあるよね。根拠点に繋がるかどうかは、そのイメージを読み手にどこまで納得行くように説明できるのかという予想家の力量にかかってくるんじゃないのかな。
「何が起こるか分からない」というのは、結局のところどのレースでも同じなので、牝馬限定の若駒戦だからという説明だけでは、リスク量の違いを説明出来てない気がするね。
現時点のルールでは印を打っていない馬を買うことは認められていないので、総流しをするのであれば、印を打った馬、つまり全馬について、何らかの合理的な理由を書かないとダメだよね。
総流しという買い方は、そもそもが運頼みのラッキーパンチ狙いな訳だから、合理的な説明をするには相当技術を要するんじゃないかな。
結果的に普通では買えないような人気薄が相手に入って、万馬券になったようなケースは、結果点は高いものが期待できるだろうけど、根拠点で高評価を得ることは難しいだろうね。
仮にその大穴馬にも合理的な説明をしているにせよ、他の来なかった馬にも何らかの説明をしている訳で、それを全馬にやると、そこで矛盾が生じるだろうからね。
矛盾のない合理的な理由が求められる予想大会では、総流しという作戦でトータルの点数を稼ぐのは厳しいだろうね。
相手によって傾斜をかけて行くという買い方の技術についても、一定の評価はできるだろうけど、普通に絞って流して当てた人に比べると、相対的に評価は低くなるだろうね。
予想技術(芸術)を競う大会のコンセプトを分かりやすく説明する文章を考えないとダメかもね。

<スカイポット>
そうですね。問題は合理的な説明ができるのかどうか、審査員や読者を納得させられる内容かであって、総流しはもちろん、あらゆる馬券の選択を否定するわけではないということですね。総流しだとコメントが必須となる馬が全馬になるので、構成点を取るのが大変ですし、コメントに矛盾があれば技術点が下がるので「根拠」の点が取りにくくなるわけです。

コンセプトを伝える説明文、ちょっと考えますか。

2009年02月06日